シミとくすみ

お肌にできたシミやくすみに悩んでいる人は多いでしょう。
毎日のスキンケアで少しでもシミ・くすみが改善すれば良いのですが、なかなか上手くいかずに諦めてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

目次

顔のシミやくすみには何が効くの?

では、顔のシミやくすみには、何が効くのでしょうか?
実はこれをきちんと理解していないと、効果がなかなか現れにくかったり、むしろ悪化してしまったりすることがあります。
シミ・くすみを改善する方法についてご紹介いたします。

シミとくすみの違いはあるの?

そもそも、シミ・くすみに違いはあるのでしょうか?
答えは、肌のどこで発生しているかが異なるだけで、シミとくすみの原因やメカニズムはほとんど同じなのです。

肌の表面に発生するくすみと、表皮または真皮にできるシミは、いずれも肌の中でメラニンが出来る事で発生します。

メラニンは、紫外線やメイクなど肌に強い刺激が起きた時、刺激から肌を守るために発生するものです。
通常は肌のターンオーバーによって次第に薄れていきます。
しかしながら、ターンオーバーが乱れたりしていると、そのままメラニンは酸化してシミ・くすみになってしまいます。

シミ・くすみにはほとんど違いはありませんが、くすみについてはメラニンだけが原因ではありません。
くすみは、肌に古い角質が残っていると発生する場合もあるからです。

シミ・くすみを改善するには、メラニンと古い角質を除去する事が必要になってきます。

シミ・くすみ予防には洗顔や食事などを改善しよう

シミ・くすみ予防には洗顔や食事などを改善することも大事

シミ・くすみを予防するには、まずは日々の生活を改善していく事が大切です。

例えば、春・夏などの日差しが強い時期だけでなく、年間を通じて紫外線対策をして肌を守るようにしましょう。
また、血行不良によってくすみが発生する場合もあるので、入浴・運動などで汗をかいて血流を良くすることも効果的です。

洗顔方法は、ゴシゴシとこすらずに、しっかりと泡立てた洗顔料で優しく洗顔しましょう。
ゴシゴシとこすると、肌を傷付けてしまう恐れがあるので要注意です。

偏った食事をせずに、バランス良く栄養を摂ることも肌荒れを防ぐ対策になります。
油分や糖分を多く摂りすぎず、添加物を避けるようにしましょう。
寝る前には食べ物を口にせず、夜更かししないでしっかりと睡眠をとりましょう。
肌は睡眠中に改善されていくので、睡眠不足にならないように気を付けると、シミ・くすみを防ぐことが出来ると思います。

以上のように、まずは肌に負担の掛かる生活をしていないかどうかを見直してください。
その後に、スキンケア化粧品を揃えるようにすれば、シミ・くすみのない美肌を手に入れることが出来るでしょう。

シミやくすみに効くスキンケアは美白化粧品とピーリング

シミやくすみに効くスキンケアは美白化粧品とピーリング

シミ・くすみに効くスキンケア化粧品といえば、美白化粧品とピーリングです。
美白化粧品には、シミ・くすみの原因のメラニン生成を抑え、日焼けによるシミ・そばかすを予防する効果があります。
ピーリングは、古い角質を剥ぎ取るスキンケアの事で、毛穴に詰まった汚れも落とす事が出来ます。

美白化粧品を選ぶポイントとしては、メラニンを薄くする作用とメラニンの予防に効果のある「アルブチン」、「トラネキサム酸」、「プラセンタエキス」、「ビタミンC誘導体」、「ハイドロキノン」と呼ばれる美白成分配合のものを選ぶことです。

また、美白化粧品は1年中・毎日使用することで効果が出やすいものです。
すぐに効果が出るからと無理して高い化粧品を買っても、ずっと使い続けられないようでは意味がありません。
自分の予算に収まって、自分の肌に合った美白化粧品を使うことが大事です。

ピーリング剤を選ぶポイントも、美白化粧品のように美白成分が配合してあるものを使うようにしてください。
古い角質を剥ぎ取るケアですので、美白化粧品のように毎日使用するとむしろ肌を傷つけてしまいので、ピーリングの使用は週に1~2回程度にする事をオススメします。
ピーリングを使用したら、しっかりと保湿をしてアフターケアをしましょう。

また、敏感肌・乾燥肌の人には、ピーリングは刺激が強すぎる恐れもあります。
肌が弱い方で、ピーリングを使用してみたい方は極力刺激が弱く、肌が健康状態の時に使用するようにしましょう。

シミ・くすみに効く美白化粧品・ピーリングの口コミやランキングを探してみよう

美白化粧品やピーリングがシミ・くすみに効きます。
実際に化粧品を探してみるようにしましょう。
しかし、お店には沢山の美白化粧品が並んでおり、どれが自分の肌に合っているのか分からず買えない方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな時は、まずはインターネットで美白化粧品と、ピーリングの口コミランキングを検索してみると良いでしょう。
実際に使用された方の感想が書かれているので、説得力があると思います。
自分の肌と似た状態の方の口コミであれば、自分にも効果があるかもしれません。

また、化粧品は安いものから高額なものまで、ピンからキリまであります。
値段の高い物の方が効果的に思えるかもしれませんが、最近ではプチプラ化粧品でも美白成分がしっかりと配合されていて効果が出る物も存在しています。

手頃な値段の化粧品の口コミ評価がどうなのかも、インターネットで探す事が出来ます。
安くて高評価のものであれば、それを試してみるのも手です。
インターネットの普及する現代だからこそ、このような化粧品探しも出来るので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

シミ・くすみ隠しに向いているファンデーションの選び方は?

シミ・くすみ隠しに向いているファンデーションの選び方

シミ・くすみの日々のスキンケア化粧品については理解できたと思いますが、今顔に出ているシミ・くすみを隠しておきたい方も多いと思います。
スキンケアは即日効果が出るというわけでなく、日々の積み重ねで徐々に綺麗になっていくものです。
外出の際にはシミ・くすみは、ファンデーションで隠しておきたいと考えられるでしょう。

シミ・くすみ隠しに向いているファンデーションの選び方は、肌に密着しやすくてよれにくいクリームタイプのものを選ぶことです。
また、保湿成分が含まれ、UVカット成分のあるものを選ぶと、乾燥や紫外線対策もでき、シミ・くすみ以外の肌トラブルも予防できます。

ファンデーションの他にも、BBクリームや気になる部分にだけ塗るコンシーラーなどもあります。
これらを上手く使えば、ツヤのある綺麗な仕上がりになります。

シミ・くすみ隠しのファンデはプチプラでも買える!

ファンデーションやコンシーラー、BBクリームもスキンケア化粧品と同じで、値段はピンからきりまであります。
こちらも無理のない金額のものを使い続けるようにしましょう。

化粧品の口コミを検索すれば様々なものが出てきますが、美白成分配合のものでも2,000円程度で買えるものもありますし、ファンデーションだと1,000円以下で手に入れられるものもあります。
プチプラでも値段以上の効果が期待でき、口コミ評判の高いものも多く存在します。

こちらもインターネットの口コミサイトで検索してみると良いでしょう。
意外な掘り出し物もあるかもしれません。

シミ・くすみの相談は皮膚科や美容外科にしよう

シミ・くすみの相談は皮膚科や美容外科にしよう

日々の生活を改善し、美白化粧品やピーリングを使っても、どうしても肌に残るシミが気になる方は、皮膚科や美容外科に相談する事をオススメします。
皮膚科や美容外科の先生はお肌の専門家なので、的確なアドバイスをしてもらえます。

美容外科に行くのに少し勇気がいるという方は、まずは皮膚科に行くと良いです。
皮膚科では、基本的には内服薬の服用や外服薬の塗布で少しずつシミ・くすみを薄くしていく治療を勧められます。
後ほどご紹介しますが、皮膚科の方が治療費を安く抑えられます。

レーザーでのシミ・くすみの治療は効くの?

美容外科でのシミ・くすみ治療は、レーザー治療というイメージの方が多いかもしれません。
レーザー治療は、肌の黒い部分と茶色い部分の色素に反応するように作られたレーザーを使って、メラニンを破壊してシミ・くすみを薄くしていく治療のことです。

レーザーでシミ・くすみの治療は効果があるように思えるかもしれませんが、肝斑のようなシミだとむしろ逆効果になる恐れがあります。
レーザー治療で効くと言われているシミの種類は、老人性色素斑です。
また、遺伝性のそばかすをレーザー治療したとしても、再発しやすいデメリットもあります。

他にもレーザー治療をした後には、肌が弱くなっているのでヒリヒリしてしまいます。
治療を受けた後には化粧水と乳液でしっかりと保湿しないと、外気によって肌が傷つけられて治療前よりも濃いシミが出てくる恐れもあります。

レーザーでの治療を希望される方は、自分のシミ・くすみの種類は何であるかを専門医に的確に診察してもらい、治療後に念入りなアフターケアをするようにしましょう。

美容外科でのシミ・くすみ治療は保険適用外

先ほど、皮膚科での薬処方の方が治療費が安くなるとお伝えしましたが、理由は保険が適用になるからです。
美容外科でのシミ・くすみ治療は、美容整形の分野になるため保険適用外であることがほとんど。
そのため、だいたい5mm程度のシミ治療で10,000円から15,000円ほどが相場になります。

美容外科によっては3,000円で受けられるレーザーや、逆に40,000円もするものもありますが、これは1回の治療での値段です。
肌の治療は基本的には何度か通院しなければならないので、美容外科に通うとかなりの出費になります。
自分のお財布としっかり相談してから、美容外科には足を運ぶようにしましょう。

事前に治療費はチェックしておこう

先述したように社会保険適用外のため、美容外科でのレーザー治療はかなりの高出費になる事は確実です。
もし、美容外科に通院したいと考えられている方は、インターネットで美容外科のサイトを探して料金をチェックしてから行くようにしましょう。

また、直接電話で問い合わせをして、料金や通院回数について聞いてみると、詳しい事を教えてもらう事が可能です。
高い治療費になるので、自分の思う予算で治るかどうかは、事前に調べておけば安心して通う事が出来ます。

シミ・くすみのまとめ

シミ・くすみのまとめ

肌のシミ・くすみは、どの年代の方でも悩んでいる方が多いと思います。

自分たちでスキンケアする事も、私生活や食生活の改善、皮膚科や美容外科に通院するなど、シミ・くすみを改善する方法は沢山あります。
ネットや本などでも美容について紹介されています。

自分に合った方法でシミ・くすみの悩みを解決しましょう。