人の身体には沢山のツボがあります。
ツボは刺激する事によって、身体の不調を軽減させる等の効果がある事で知られていますが、しみに効果的なツボもある事をご存知でしょうか?
この記事ではしみに効くツボについて紹介していきたいと思います。
目次
しみに効くツボはある?
結論から言うと、しみに効くツボはあります!
ツボとは東洋医学における考えで、気の流れの集まるところ=経絡(けいらく)を刺激する事によって気の流れを整え、身体の不調を緩和させることが目的です。
ですので、ツボを刺激することにより新陳代謝を高め、身体の不調を整える事が出来れば、しみの予防やしみ消し効果が期待出来る事になります。
しみ・そばかすに効くツボはどれくらいある?
しみ・そばかすに効くツボは顔と手足にありますが、主に顔に集中して数箇所存在しています。
しみ・そばかすに効くツボの詳しい場所と効能について、説明していきたいと思います。
顔にあるツボの場所
1.攅竹(さんちく)
眉頭の少し凹んでいるところにあるツボです。
アンチエイジング効果と血行促進効果、そしてメラニンの排出を促しシミを出来にくくする効果があります。
2.睛明(せいめい)
目の内側にあるツボです。
顔全体の血行促進効果があり、新陳代謝の活性化と肌のターンオーバーを促進します。
しみだけでなく、肌のくすみやたるみにも効果が期待出来るとされています。
3.承漿(しょうしょう)
下唇に指を当て、下唇の中心の指一本分下にあるツボです。
睛明(せいめい)と同じ効果に加え、感想や肌荒れにも効果があります。
4.顴?(かんりょう)
頬骨の下の少しくぼんだ所にあるツボです。
血液循環を良くし、新陳代謝を整える効果があります。
しみ消しや肌のハリに有効なツボです。
5.太陽(たいよう)
目尻と眉尻の中心にあるツボです。
新陳代謝を活性化し、すでに出来てしまっているしみにも効果が期待できると言われています。
手足にあるツボの場所
1.合谷(ごうこく)
手の甲の親指と人差し指の付け根にあるツボです。
合谷は『万能のツボ』と呼ばれており、あらゆる不調に効果があると言われています。
新陳代謝を高めるだけでなく、皮膚粘膜にも作用しニキビや吹き出物にも効果があります。
2.養老(ようろう)
手の甲を上にして、手首の外側の突き出た骨の薬指寄りにある凹みにあるツボです。
老化による不調に効果を発揮します。
3.竹賓(ちくひん)
脚の内側のくるぶしから7~10cmほど上にあるツボです。
血行を促し新陳代謝の活性化に効果があります。
ツボ押しには綿棒が効果的?
顔のツボ押しには、綿棒を用いる方法がオススメです。
綿棒を使ってツボ押しをすると、過度な力を入れ過ぎる事がないため、強く押しすぎてアザになったり…なんていう心配もありません。
また、指で押すと爪が刺さってしまい肌を傷付ける事もありますが、綿棒を使えばその心配もありません。
綿棒を使うことによって衛生面の心配もなくなるので、目の周りのよりデリケートな部分のツボ押しも安心して行う事が出来ます。
ツボ押しを行う際の注意点と押し方
ツボ押しを行う際に注意するポイントは、必要以上にやりすぎたり強い痛みを感じるまで押さない事です。
押し方のポイントとしては、1回10秒程度を4~5回を目安にツボ押しします。
たくさん押した方が早く効果が出そうに思うかもしれませんが、やり過ぎてしまうとかえって逆効果になる場合があります。
回数を守り、気持ちいいと感じる程よい力でツボ押しを行いましょう。
しみに効くツボについてのまとめ
テレビを見ながらちょっとしたリラックスタイムに、とツボの場所を把握してしまえば、いつでもどこでも簡単にツボ押しは行う事が出来ます。
しみ対策には様々な方法がありますが、このしみに効くツボ押しも手軽に出来るしみ対策のひとつです。
予防はもちろん、出来てしまったしみにも効果があるのが嬉しいですね。
しみの他にもくすみを改善したり、肌の調子を整える効果が得られます。
根気良く続ける必要はありますが、その分得られる恩恵はたくさんあるかと思います。
是非試してみてください。