シミとかさぶた

シミは、毎日のスキンケアで少しずつ薄くしていくイメージがあるかと思います。
もし、シミがかさぶたのようにペリッとはがれて治ったら嬉しいですよね。

実はかさぶたのようにシミを取る治療法がいくつかあります。
その治療法をご紹介致しましょう。

目次

肌のシミがかさぶたのように取る治療がある

皮膚にできたシミをかさぶたのようにとってしまう治療には、いくつか種類があります。
自宅で自分で出来るものもありますが、安心なのは皮膚科などの専門機関での治療です。

今回は、自宅で出来る治療法と、皮膚科などのクリニックで出来る治療法のどちらも紹介します。
治療する際の注意点を把握した上で、ご自分に合った方法でチャレンジしてみましょう。

シミをかさぶたのように取るカソーダって何?

「カソーダ」という物をご存知の人もいる事でしょう。
これは、シミやほくろなどをかさぶたのように剥がしてとってしまう海外のスキンケア商品です。

比較的安く手にいれる事が出来るカソーダは、ネットショップでは売り切れも続出しているようです。
カソーダは、アルカリ性の性質を持っており、弱酸性の肌に使用する事で肌の表面を溶かします。

これにより、肌表面の角質も落としてピーリング効果が期待出来るので、シミやほくろをかさぶたのように取れます。

シミをかさぶたのように取るカソーダの使い方は?

では、そんなカソーダの使用方法をご紹介します。
まず、いつも通り洗顔をした後に、カソーダを綿棒や爪楊枝で少量取りシミやほくろなどの上にちょんと載せるように塗布するだけです。

その後、カソーダが落ちてしまわないようにガーゼや絆創膏で保護し、一晩経ったらガーゼを剥がして洗い流します。
これを毎日続けるのです。

カソーダでシミをかさぶたにして取るのに何日かかる?

カソーダでシミが取れるまでにかかる日数には個人差があります。
早い人では3日くらい続けて効果が出る事もありますが、大体は1週間から2週間程度で効果が出る事が多いようです。

また、人によっては1ヶ月以上かかって効果が出る場合もあります。
カソーダは効果が出るまで毎日辛抱強く塗り続ける必要が有りますので、効果が出ないからと諦めないようにしましょう。

シミをかさぶたのように取るカソーダは手作り出来る!

カソーダはネットショップで購入出来ますが、実はあるものを組み合わせる事で手作りする事も出来ます。
そのあるものは、重曹とひまし油です。

重曹:ひまし油が2:1の割合で混ぜ合わせ、クリーム状になったら完成。
とても簡単に出来るので、気になる方は是非挑戦してみましょう。

カソーダでシミをかさぶたにして取るときの注意点

カソーダを塗るときは、必ずシミやほくろなどの気になる部分にだけ少量塗るようにしてください。
化粧水や乳液のように患部の周りにまで塗り広げると肌荒れを引き起こす恐れがあるのです。

また、塗り続けているとヒリヒリとした痛みや赤みが出てきます。
もし、このときにかゆみや炎症など明らかな異常が出ている場合はすぐにカソーダの使用をやめましょう。

その後、シミはかさぶたになって自然に剥がれ落ちます。
この時に無理やり自分で剥がさないようにしましょう。

無理やり剥がすとシミをさらに悪化させる可能性があるからです。
また、剥がれた後の患部は非常に刺激に弱くなっているので、保湿や紫外線対策はしっかりと行ってください。

シミを皮膚科でレーザー治療するとかさぶたに!

シミを皮膚科でレーザー治療するとかさぶたになる

皮膚科でのシミの治療といえば、レーザー治療があります。
レーザー治療は、シミの元であるメラニン色素に直接レーザーを照射し、色素を弾き飛ばして消す治療です。

施術時間は20分ほどで、ゴムで弾かれたような痛みが出てくるでしょう。
レーザー治療をした後は、肌は軽い火傷状態となり翌日から2、3日後にはかさぶたのようになります。

このかさぶたは、そこから1週間から10日程度で剥がれ落ち、綺麗な肌に生まれ変わるのです。

シミをレーザー治療した後に出来るかさぶたはテープで保護

レーザー治療後は、肌は非常に弱い状態になっています。
そのため、肌は外部の刺激にも敏感になり、紫外線に当たるとすぐに炎症を起こしてしまうのです。

炎症後は色素沈着を引き起こして、さらに濃いシミを作る可能性もあります。
ですので、かさぶたが自然に剥がれ落ちた後は、患部は紫外線テープなどを貼って外部刺激から守って下さい。

また、いつも以上に保湿ケアもしっかりと行って肌に潤いを与えましょう。

シミがかさぶたになるレーザー治療の種類

レーザー治療には、いくつか種類があります。
シミをかさぶたにして剥がれ落ちるレーザー治療の主な種類を2つご紹介いたします。

代表的な治療のヤグレーザーでシミをかさぶたにして取る

代表的なレーザー治療には、「YAG(ヤグ)レーザー治療」というものがあります。
ヤグレーザーは、シミだけでなくほくろや肝斑などにもよく使われるレーザー治療で、非常に性能も高いものです。

一般的には、こちらを使った治療が多いようです。

短い期間で効くルビーレーザーはシミがすぐにかさぶたになる

ルビーレーザーは、ヤグレーザーよりは性能が落ちるものの、この波長がメラニン色素に対して吸収力が高いため、シミ治療によく使われます。
また、Qスイッチモードにする事で、短い時間でレーザーを照射してシミの治療が出来るのです。

1度の施術でシミをかさぶたにして薄くしてしまう事も可能。
これらのレーザー治療は、施術を受ける患者は自由に選択出来るわけではありません。

担当のお医者さんと相談し、レーザーの治療内容などをしっかりと確認して施術に臨んでください。

シミをかさぶたにして取る方法には液体窒素もある

シミをかさぶたにして取る方法には液体窒素もある

皮膚科で出来るシミ治療には、液体窒素を使った治療法もあります。
液体窒素を使ってシミを壊死させ、かさぶたにして自然に剥がれ落とす事でシミを薄くするというものです。

施術中は液体窒素が冷たく感じたり、施術後にヒリヒリした痛みがしばらく続く事もあります。

液体窒素でシミがかさぶたになって取れるのに何日かかる?

痛みは2~3日続く事もあり、その後に患部は黒いかさぶたになります。
そこからおおよそ数日から1週間くらいでかさぶたが取れて、肌が新しく生まれ変わるのです。

レーザー治療と同様、かさぶたが取れた後の肌は刺激に弱くなっているので、紫外線テープなどで保護するようにしてください。
シミが綺麗に薄くなるまで、1~2週間に1回施術をして、大体2~3回の治療で完了する事が多いでしょう。

液体窒素でシミをかさぶたにして取るメリットは?

レーザー治療は、保険適用外のため治療費は全額負担になります。
そのため、1度の施術で1~2万円程度かかる場合が殆どです。

それに対して液体窒素は1度の治療費で1,000円程度で済みます。
また、イボのように盛り上がったシミをとる場合には、液体窒素での治療が最適でしょう。

さらに、レーザー治療では20分程度かかる治療も、液体窒素はわずか数秒患部に当てる程度で治療は終わりです。
レーザー治療よりも手軽に出来るのが、液体窒素でのシミ治療のメリットではないでしょうか。

液体窒素でシミをかさぶたにして取るデメリットも知っておこう

液体窒素でのデメリットも知っておきましょう。
紫外線の強い4~9月に治療には向いていません。

また、人によってはシミが綺麗になくなるまで10回以上通わなければならない場合もあるのです。
他にも施術後に患部が水ぶくれになる事もあり、これを破ってしまうと感染を引き起こす恐れがあります。

水ぶくれ自体は1週間ほどで治りますが、この間に破ってしまわないように気をつけましょう。
治療中や治療後、肌が細胞を守ろうとしてメラニン色素を生成して色素沈着を引き起こす事もあるかもしれません。

液体窒素にも色々なデメリットや注意点があるので、皮膚科の先生によく聞いておきましょう。

シミをかさぶたにして取った後の保湿はしっかりと

シミをかさぶたにして取った後の保湿はしっかりする事

何度もお伝えしていますが、シミをかさぶたにしてとった後の肌は非常に刺激に弱くなっています。
患部の紫外線対策と保湿ケアはいつもよりも念入りに行うようにしてください。

ここでケアを怠っていると、患部が炎症後色素沈着を引き起こす可能性があります。

シミ治療でかさぶたが取れた後の保湿に適した化粧品やクリーム

かさぶたが取れた後の皮膚の保湿に適した化粧品や軟膏クリームは色々とあります。
例えば、皮膚科で乾燥肌治療に使われる保湿力に優れたヒルドイド軟膏、抗炎症作用があり後室力も高いアットノンクリーム、保湿しながら凸凹になった肌を修復してくれるシリコンジェルシートなどです。

化粧品には、APPS配合の化粧水が最適でしょう。
APPSは、ビタミンCを身体に吸収させやすくして肌にハリを出すコラーゲンの生成を促してくれるのです。

また、バイオイルという保湿オイルを使って肌をやさしくマッサージし、その後に乳液と保湿クリームを塗って肌に潤いを与える方法もあります。
自分に合った方法で、しっかりと保湿ケアを行いましょう。

シミをかさぶたにして取る方法のまとめ

シミをかさぶたにして取る方法のまとめ

シミをかさぶたにしてとる方法は、目に見えてシミが薄くなっているのを実感出来るので、試し甲斐がある治療法に思えますね。
しかし、その分しっかりと自分でアフターケアを行わなければならないと、すぐに炎症を引き起こしてシミを作る恐れもあります。

良い点も悪い点もしっかりと把握した上で挑戦してみましょう。
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シミ・そばかすに悩んでいる方は、参考にしてください。