シミとヨーグルト

ヨーグルトと言えば、お腹に優しい食べ物といったイメージがあると思います。
しかし、実は顔のシミにも効果があるのはご存知でしたか?
毎日食べることの他にも、ヨーグルトを使ったスキンケアもあるのです。

では、ヨーグルトが顔のシミにどのような効果があるのかご紹介いたします。

⇒管理人も利用したシミ・そばかすに効く医薬品を見てみる。

目次

ヨーグルトはシミを消す効果がある?

ヨーグルトには本当にシミを消す効果があるのでしょうか?
疑わしく思う方もいると思います。

ヨーグルトに含まれている成分を知り、それが肌にどのような影響をもたらすのかを学びましょう。

ヨーグルトは腸内環境を良くして肌のシミも消せる

シミやそばかす、ニキビなどの肌トラブルが起こる原因には、腸内環境の状態も関係しています。
腸内環境が整っていると、新陳代謝や免疫機能が正常に働きます。

特に肌は新陳代謝が正常だと、血色が良くなり、肌のターンオーバーも正常になります。
すると、古い角質などを外に排出してくれるようになり、健康的な肌に常に生まれ変わるようになるのです。

しかし、腸内環境が整っていないと、これらの毒素や老廃物が蓄積されて血液に乗って肌へと運ばれます。
そして、シミやそばかす、ニキビなどの肌トラブルと引き起こしてしまいます。

ヨーグルトにはビフィズス菌が豊富に含まれており、これが腸内環境を整えてくれるのです。
また、便秘解消や睡眠導入にも効果があるため、ストレスの軽減や睡眠不足の解消の役割も担ってくれます。

シミなどの肌トラブルは、ストレスや睡眠不足など体に負担がかかる行為が原因で引き起こす事があります。
ヨーグルトには腸内だけでなく肌も労わってくれるので、とても嬉しいですね。

ヨーグルトパックでのシミへの効果は?

ヨーグルトパックでのシミへの効果を知ろう

なんと、普段食べ物として口に入れるヨーグルトをパックとして使用する事で、シミを消す事が出来るのです。
まず、ヨーグルトに含まれている乳清(ホエイ)には、ビタミン・ミネラル・アミン酸などが含まれています。
これらシミに良い影響をもたらしてくれるのです。

乳清には、メラニン色素の生成に関係するチロシナーゼの働きを抑制する抗酸化作用があります。
そのため、シミを作りにくくしてくれます。

また、ヨーグルトには乳酸菌やプロテアーゼが含まれています。
乳酸菌には、ニキビの原因になる菌の繁殖を抑える効果があります。

そして、分解酵素のプロテアーゼには、タンパク質成分の角栓を柔らかくして毛穴の汚れを落としやすくするピーリング作用があります。
肌にとって嬉しい作用が盛りだくさんのため、最近では自宅でヨーグルトパックをしている人も多いそうです。

シミ改善ができるヨーグルトパックの作り方と使い方

基本的なヨーグルトパックの作り方はとても簡単です。
用意するものは無糖のプレーンヨーグルトと小麦粉(もしくは薄力粉)です。

これらを1:1の割合で混ぜます。
顔に使うのなら、だいたい大さじ1杯ずつあれば十分です。

混ざったヨーグルトパックは、一晩冷蔵庫に寝かせておきます。
ヨーグルトパックの使い方は、クレンジングをしてメイクを落としてから顔に塗っていきます。

だいたい5~10分置いて、ぬるま湯でしっかりと洗い流せばパックは終了です。
この後にいつも通りの洗顔をすると、毛穴の汚れが落ちやすくなるり、毛穴のつまりが綺麗になります。

肌質で使い分けられるヨーグルトパックアレンジ

以上が基本的なヨーグルトパックです。
実はこのパックに少しアレンジを加えるだけで、自分の肌質に合ったオリジナルのヨーグルトパックが作る事が出来ます。

ヨーグルトパックに蜂蜜

例えば、肌に潤いが欲しい方は、高い保湿力がある蜂蜜を、ヨーグルトと小麦粉と同じ分量加えてパックをすると肌が潤い、くすみも改善できます。

ヨーグルトパックに天然塩

鼻や顎などの毛穴の汚れを落としたい方は、スクラブ効果のある塩を小さじ1杯混ぜ、気になる部分を優しくマッサージして顔全体に広げることで、毛穴の汚れを落としやすくし、血行促進もしてくれます。

ヨーグルトパックにオリーブオイル

乾燥肌の方は、オリーブオイルを大さじ1杯加えて顔に伸ばすと、乾燥の原因であるオレイン酸不足を補って乾燥ケアをしてくれます。
ただ、脂性肌の人がこの方法でやると、さらに肌がべた付く事があります。

また、ニキビ肌の人だと、アクネ菌が増殖してニキビを増やしてしまう可能性があります。
脂性肌とニキビ肌の人はこの方法は避けましょう。

ヨーグルトパックにきゅうり

きゅうりを肌にのせてパックをされる方も、いらっしゃるのではないでしょうか?
ここにヨーグルトパックを加えると、さらに効果が期待出来ます。

ヨーグルトパックにすりおろしたきゅうりを1/2本混ぜ、目の周りを避けて顔全体に広げて使います。
きゅうりはほとんどが水分でできており、これが肌の水分補給に役立ててくれます。

オイリー肌の人だと、皮脂の過剰分泌を抑えてくれて乾燥によるゴワツキも解消してくれます。
また、日焼けをした熱を持った肌に使うと、きゅうりの水分が肌の火照りを抑えてくれるので、とても気持ち良く使えます。

ヨーグルトパックにきなこ

きなこには、大豆イソフラボン、ビタミンB・Eが含まれて美肌効果が高いと言えます。
肌の代謝を高め、抗酸化作用によってシミ・シワを予防します。

肌を若々しくしてくれるエイジングケアが期待できるのです。
作り方はヨーグルトときなこを大さじ1ずつ混ぜ、そこに小麦粉を大さじ1/2混ぜると完成です。

後は同じように顔に伸ばして使いましょう。
ただし、大豆アレルギーの人はこのやり方は絶対にやらないでください。

ヨーグルトパックに重曹

アルカリ性の重曹は、古い角質た毛穴に溜まった角栓を落としてくれます。
ヨーグルトと小麦粉と同じ分量入れて、顔に伸ばして使ってください。

ヨーグルトパックに豆乳

肌の代謝や血行促進して肌に弾力が欲しい方は、豆乳を使いましょう。
ヨーグルトと豆乳を大さじ1杯ずつ入れ、小麦粉を大さじ2杯入れてパックは完成です。

これを顔に伸ばしてぬるま湯で洗い流してください。
豆乳にはビタミンB・E、サポニン、イソフラボンが含まれており、これらが美肌成分となって肌に栄養を与えてくれるのです。

ヨーグルトパックにココア

肌の老化を抑える抗酸化作用の強いポリフェノールが含まれ、リラックス効果のある香りのあるココアはエイジングケアにうってつけです。
ストレスで肌荒れしている方はぜひ挑戦してみましょう。

作り方は、ヨーグルトと小麦粉と同じ分量のココアを混ぜて完成です。
今までご紹介したほかのパックと同じように顔に伸ばして使ってくださいね。

ヨーグルトパックのやり過ぎはシミを増やす?!

ヨーグルトパックは、自宅にあるもので簡単に作れるので今すぐ試したい方も多いのではないでしょうか。
しかし、ここで注意があります。

ヨーグルトパックには、肌のターンオーバーを促進するピーリング作用があります。
パックを毎日やっていると、必要な皮脂まで洗い流してしまってニキビやシミなどの肌トラブルを余計に引き起こす可能性があります。

市販で売られているピーリング剤の使い方と同じように、2~3日に1回、1週間に1回を目安に使って行ってください。

ホットヨーグルトでシミ対策!作り方を紹介

ホットヨーグルトでシミ対策

ヨーグルトを食べる時、冷蔵庫で保管していたものを、そのまま食べる事が多いと思います。
実は、ヨーグルトを温めた「ホットヨーグルト」は、シミ改善にとても効果があると言われています。

作り方は200mlのプレーンヨーグルトを良くかき混ぜ、電子レンジを600wに設定して30秒温めます。
その後一度取り出して良くかき混ぜ、もう一度レンジで20~30秒温めて完成です。

ヨーグルトを温めると、乳酸菌の働きが活発になります。
これにより、町内の善玉菌を増やし、血行促進・便秘解消に大きな効果が期待できます。

また、ホットヨーグルトはリラックス効果もあるので良質な睡眠を促してくれて、ストレスを軽減してくれます。
ストレス軽減は体の調子を良くするし、肌の調子も良くしてくれます。

⇒管理人も利用したシミ・そばかすに効く医薬品を見てみる。

ヨーグルトとシミのまとめ

ヨーグルトとシミのまとめ

ヨーグルトひとつをとっても、様々なスキンケアが出来ます。
高価な化粧品を使ってスキンケアしたり、プチプラ化粧品を探して自分に合ったスキンケアを探してみたりするのも良いですが、ヨーグルトを使ったケアにも挑戦してみると面白いですね。

シミだけでなく、様々な肌トラブルに悩まされている方は、1度試してみてはいかがでしょうか。

当サイトでは、管理人も実際に利用したシミ・そばかすに効く医薬品を紹介しています。
シミ、小じわ、そばかすに悩んでいる方は、参考にしてください。